2026.09.11

名古屋・栄で肩こりが戻る理由|首ではなく肩甲骨の内側から見る整体

肩を揉んでもらった帰り道は軽い。ところが二日、三日と経つと、また同じところが張ってくる。名古屋・栄のからだ工房 本館には、そういう方が毎日のように来られます。マッサージ店を何軒も渡り歩いて、それでも戻ってしまうという方です。

結論から書きます。肩こりが戻るのは、揉み方が足りないからではありません。硬くなっている場所と、つらいと感じている場所が違うからです。この記事では、実際に固まっていることが多い三か所と、その場でできる対処、そして当店での見立ての順番を書きます。

肩こりの正体は「肩の筋肉が硬いこと」ではない

肩がつらいと言って来られた方の肩に手を当てると、肩そのものは思ったほど硬くないことがよくあります。指が入っていくのに、ご本人は「そこがつらい」とおっしゃる。これは珍しいことではありません。

頭は体重の約一割あります。六十キロの方なら六キロ前後。その重さを支えているのは首の骨だけではなく、肩甲骨、背中、あご、そして呼吸で動く肋骨まで含めた全体です。どこか一か所が動かなくなると、残りがその分を肩代わりします。そのしわ寄せが集まるのが、いちばん細い首と肩というわけです。

つまり肩は、被害者であって犯人ではないことが多いのです。

からだ工房 本館の施術室。ベッドが一台だけ置かれた完全個室
本館は一席だけの完全個室です

実際に固まっていることが多い三か所

肩甲骨の内側

背骨と肩甲骨のあいだにある細い筋肉です。腕を前に出して作業する時間が長いと、肩甲骨は外へ引っぱられたまま固定されます。すると内側の筋肉は引き伸ばされた状態で固まります。伸ばされて硬いので、本人は「凝っている」というより「重い」「だるい」と感じます。ここが動かないと、肩を揉んでもすぐ戻ります。

脇の下

見落とされがちですが、脇の下から胸の前にかけての筋肉が縮むと、肩は前へ巻きます。いわゆる巻き肩です。巻き肩になると胸が広がらず、呼吸が浅くなり、首の前側が呼吸を手伝うようになります。首と肩が一日中働き続ける状態です。猫背が気になる方は、背中を反らせる前にここを疑ってください。

首の付け根

頭蓋骨の下、髪の生え際のあたりです。ここが硬いと、後頭部が締めつけられる感じや、目の奥の重さとして出ます。頭痛首の痛みと一緒に出ることも多い場所です。

なぜ肩だけをほぐすと数日で戻るのか

体は、動かない場所があると、その分を別の場所に働かせて帳尻を合わせます。肩の筋肉をゆるめても、肩甲骨の内側と脇の下が固まったままなら、次の日からまた同じ配分に戻ります。数日で元どおりになるのは当然です。

逆に言えば、順番を変えるだけで持ちが変わります。先に肩甲骨と脇の下、それから首の付け根。最後に肩。この順で触っていくと、肩そのものは強く押さなくてもゆるむことがあります。

その場でできること三つ

  • 一時間に一回、十秒。手のひらを外に向けて腕を軽く後ろへ開き、そのまま息を吸います。胸の前が伸びて、肩の位置が戻ります。
  • 肩甲骨を寄せてから下げる。上げるのではなく、寄せて下げる。五回で十分です。上げ下げだけでは内側は動きません。
  • 上下の歯が触れていないか確かめる。触れていたらそれは噛みしめています。あごの緊張は首の付け根まで届きます。

どれも一分かかりません。ただし、これで楽になるのは表面の部分です。奥の層まで固まっている場合は、自分の力ではほどけません。

院長 小山壮太。からだ工房 本館にて
最初から最後まで院長が一人で担当します

からだ工房 本館ではどう見るか

当店は一席だけの完全個室です。院長の小山壮太が最初から最後まで一人で担当しますので、途中で人が代わることはありません。だから、触りながら組み立てを変えられます。

道具も機械も使いません。手だけです。理由は単純で、手のほうが分かるからです。押した瞬間に硬さの層が変わることも、呼吸が深く入り始めることも、機械では拾えません。三十年、この方法でやってきました。

施術に入る前に、必ずお話を伺います。その日に何をしていたか、どの姿勢が長かったか、いつからつらいのか。そのうえで実際に体のあちこちに手を当てて、本当に動いていない場所を探します。ここに時間を使うほど、あとが早くなります。

強さはその場で合わせます。「もっと強く」も「もう少し弱く」も、途中でおっしゃってください。遠慮された結果、翌日重くなってしまうのがいちばんもったいないです。強めがお好きな方も、そうでない方も、同じように対応します。

メニューの詳細は整体メニューのページに、実際に受けられた方の声はお客様の声にまとめてあります。肩こりそのものについては肩こりのページもあわせてご覧ください。

通う間隔の目安

固まりが深い方ほど、最初は間隔を詰めたほうが楽になります。体が元の配分に戻りきる前に次を入れる、という考え方です。落ち着いてきたら間隔を延ばしていきます。目安の考え方は整体に通う頻度の記事に詳しく書きました。

アクセスと営業時間

名古屋市中区栄3丁目、大津通り沿い、松坂屋の向かい側です。地下鉄の栄駅から歩けます。

営業は朝10時から深夜25時(翌1時)まで、年中無休。24時ではありません、25時です。ご予約は施術が25時までに終わる時間まで承りますので、80分コースなら23時40分ごろが最終の目安になります。仕事終わりでも、会食のあとでも構いません。詳しい行き方はアクセスのページをご覧ください。

動画で見る|肩甲骨の内側に手を入れるとどうなるか

文章だけでは伝わりにくいので、実際の手の入れ方を動画にしています。院長の小山壮太が肩甲骨の内側に指を入れていく場面です。音を出せない場所でも、動きだけで伝わると思います。

3秒後、肩甲骨が剥がれる マッサージ整体|massage asmr|japanese shoulder massage asmr|pijat bahu jepang
肩甲骨の内側に指を入れていく場面(からだ工房 公式YouTube)

この動画を公開しているチャンネルは登録者約20万人、銀の盾をいただいています。ふだんどんな手つきなのかを先に見てから来られる方も多いです。

よくある質問

Q. 肩だけをしっかり揉んでほしいのですが、お願いできますか。

A. できます。ただ、その場合は戻りやすいということを先にお伝えしたうえで行います。ご希望があればそのとおりにしますので、遠慮なくおっしゃってください。

Q. 強く押されるのが苦手です。

A. 強さは最初に伺って、途中でも変えます。強く押すこと自体が目的ではありません。どこを触るかのほうが結果に効きます。

Q. 一回で変わりますか。

A. その場での軽さは多くの方が感じられます。ただ、長く固めてきたものが一回で元どおりになることはありません。何回で、という約束はいたしません。

Q. 仕事が終わるのが遅く、23時を過ぎてしまいます。

A. 深夜25時まで営業しています。80分コースなら23時40分ごろのご予約まで承ります。遅い時間のご来店は珍しくありません。

Q. もみ返しが出ませんか。

A. 出にくいように組み立てますが、体の状態によっては翌日だるさが出ることがあります。気になる場合は当日お伝えください。強さと範囲を調整します。

関連ページ

肩こりと関係の深いページをまとめました。あわせてご覧ください。

最後に

肩を揉んでも数日で戻る、という繰り返しから抜け出したい方は、一度、肩以外の場所を見てみてください。肩甲骨の内側、脇の下、首の付け根。この三か所が動き出すと、同じ肩なのに感じ方が変わります。今日の重さは、今日のうちに置いていってください。