4回目となる整体コラムのテーマは『腰』です。冬の今の時期、腰の痛みや違和感などで悩んでいる方は大勢いるのではないでしょうか。特に、長時間立ちっぱなしの仕事をされている方や、デスクワークなどの座り仕事の方はずっと腰に負担がかかっている状態になりますので、定期的にストレッチなどをして筋肉をほぐすことをおすすめします。痛みが出てからでは遅いので、1日数回は腰の筋肉をほぐして柔らかくしてあげましょう。
今回は仕事中にできる簡単な腰の筋肉ほぐし方法をレクチャーします。無理にほぐそうとせず、体の力を抜いてゆっくり行ってください。伸ばしたりして痛みを感じたらすぐに止めましょう。
腰の筋肉のほぐし方
1
まずは肩甲骨を中心にほぐします。立ったまま両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるイメージで胸を張って手を斜め下へ引いて10秒間キープ。この時、手のひらは上を向くようにしましょう。同じ動作を3回行ってください。
2
次に腰の筋肉を伸ばします。骨盤に手のひらを置いてひざを伸ばし、息を吐きながら上体をできるところまで反らして3秒間キープ。手のひらで骨盤を押し込むイメージで行いましょう。こちらも同じ動作を3回行ってください。
3
最後に腰の筋肉をほぐします。足を揃えて立ち、両手を腰に当てます。次に、ひざを軽く曲げて背中を少し丸めます。その姿勢のまま骨盤を動かさないようにして、重心をひざにおき、上半身だけをゆっくり右にひねって15秒間キープ。同じ動作を左でも行ってください。
整体師小山壮太のワンポイントアドバイス
ステップ1は肩を後ろに引くのではなく、肩甲骨を寄せることをしっかりイメージしましょう。急に引くと痛めることもありますのでゆっくり行い、肩などに痛みを感じたら無理をせず止めてください。ステップ3では、ひねって姿勢をキープしひざに重心をおいたまま上下にゆっくり揺らすとよりほぐし効果が得られます。
最後に
腰は人間にとってとても大切な部位です。腰を痛めると立ち上がれなくなる場合もありますので、しっかりストレッチなどをして筋肉をほぐすようにしましょう。痛みを感じてからでは遅いので、1時間以上ずっと動かずに同じ姿勢をしていたら、上記の筋肉ほぐしを行なってください。例え腰が痛くなくても意識して行うことで、腰痛の回避が期待できます。日々のケアが明日への活力になリますので、日頃からストレッチなどをする習慣をつけましょう。
筋肉ほぐしは今回で終了です。
次回からは新しいシリーズが始まる予定なので、お楽しみに!