整体コラム第3回目は、整体やマッサージに来られるお客様の中に増えてきた『目の疲れ』をほぐす方法をレクチャーします!
スマートフォンやタブレットで長時間動画を見たり、パソコンの画面を見ながら長時間作業したりすることが増えた現代。目は確実に疲労しています。若い方は特にあまり実感がないとは思いますが、目がかすむ、しょぼしょぼするなどの違和感を覚えたら要注意。それを放っておくと悪化して肩こりや頭痛を引き起こすことも。だからこそ、毎日のケアが大切です。できれば2時間に1回の間隔でケアしてほしいので、少しの空き時間にできる目の疲れをほぐす方法をご紹介します。
目の疲れのほぐし方
1
机に肘を付いて目を閉じます。両手の親指の腹をまぶたのくぼみに当て、目がジーンとする程度の力でくぼみのヘリに沿って、内側から外側へとゆっくり押してください。この時、強く押さないよう注意しましょう。
2
次に目の下にある筋肉をほぐします。両手のひらの親指下のふっくらした部分を頬骨に当てます。そして、下から上へ持ち上げるようにゆっくり10回ほど押してください。
3
最後にほぐすのは後頭部。意外に思われるかもしれませんが、目を使い過ぎると後頭部の筋肉も硬くなってしまうのです。机に肘を突いて頭を下げ、両手の親指で耳の後ろの髪の生え際あたりにあるくぼみをゆっくり押してください。
整体師小山壮太のワンポイントアドバイス
今回のほぐしは、イスに座り机に向かって行うことが最大のポイント。机に肘を付くことで力が入れやすくなるだけでなく、頭の重みを利用してしっかり押すことができます。STEP2の目の下の筋肉ほぐしは頬のリフトアップ効果も期待できますので、気になる方はぜひ毎日行ってみてください。
最後に
毎日長時間スマートフォンで動画を見ている人も多いと思います。2時間以上画面を見続けると目は確実に疲労しますので、動画を1本見終わった際や2時間に1回など時間を決めるなどして、今回ご紹介した方法で目を一度リラックスさせましょう。これをするだけでも疲労を軽減することができます。また、どうしても画面に近づいてしまうため姿勢も悪くなりがち。長時間同じ姿勢で見続けていると肩や腰、背中も痛くなってしまいますので、適度に休憩してほぐしたりストレッチをしたりしましょう。特に年末年始は長時間起きていたり、ずっと家にいて動かなかったりすることが多いので、意識的に行いましょう。
筋肉ほぐしの第4回目は「腰」を予定しています。
お楽しみに!