急に寒くなってきたことで、体調を崩したり関節の痛みを感じたりしている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事などで長時間同じ姿勢が続くと、肩やふくらはぎなど様々な部分がコリ固まってしまいます。放っておくと、痛みなどが出てパフォーマンスの低下に繋がるかことも・・・。
それは避けたいですよね。そこで、休憩中などの短い時間でできる整体『かんたん筋肉ほぐし』を、数回に分けて紹介していこうと思います。
まずほぐす部分は「肩」。デスクワークで体が丸まってしまっている、ずっと同じ姿勢のまま作業をしている人は、肩がコリ固まってしまいがち。
「ちょっと痛いけど、肩を回しておけば大丈夫だろ」と、放置しておくと、後から痛みで腕が上がらなくなることもあります。整体に来られるお客様の中にも、そのような方はいらっしゃいます。痛みで辛くならないためにもマメに筋肉をほぐしましょう。
肩や肩甲骨まわりの筋肉をほぐすことで血液やリンパの流れが促進され、コリの軽減が期待できます。整体とは違い自分で行えるため、この機会にぜひ筋肉ほぐしを覚えてください!ほぐす際は、立って行っても椅子に座って行ってもどちらでもOK。
※立って行う場合は、足を肩幅程度に開きましょう。
肩まわりの筋肉のほぐし方
1
まずは肩まわりの筋肉を伸ばしてほぐします。両腕をピンと真上に上げ、右手で左腕の手首をつかんでください。腕を上げると痛みを感じる方は、上げられるところまでで構いません。
2
掴んだ左手の手首をゆっくり右方向へ引っ張ります。そうすることで、脇から下の筋肉を伸ばすことができます。引っ張った状態を30秒キープし、ゆっくり元に戻してください。
※同じことを右腕でも行ってください。
3
最後に、右腕と脇の付け根の外側にあるコリコリした部分を、軽い力でゆっくり揉みほぐしてください。肩の内側から順にもほぐすことで、ほぐし効果がアップします。また、リンパの流れも良くなるため顔のむくみ軽減も期待できます。
※同じことを左腕でも行ってください。
整体師小山壮太のワンポイントアドバイス
腕を引っ張る際に、掴んだ腕を頭の前に押し出しながら引っ張ると肩から脇の外側の筋肉がより伸びてほぐし効果がUPします。
また、左腕と脇の付け根の外側にあるコリコリした部分は急所でもあるため、強く押すと痺れを感じることもあります。必ず軽い力で揉みほぐしてください。
最後に
寒くなると縮こまるなどして、気づかないうちに全身に力が入ってしまいます。それが肩こりにつながることもありますので、こまめにほぐしましょう。私が行う整体から派生した筋肉ほぐしは、誰でも短い時間で簡単にできるだけでなく、効果も期待できるので、ぜひやってみてください!
次回ほぐす筋肉は、「ふくらはぎ」を予定しています。
お楽しみに!